今回修理の依頼があったのはApple iMac 27インチ Mid2011 MC814J/Aです。
症状は起動すると画面が緑色(上記画像)なかんじになりOSが起動しないというもの。
症状的にGPUが怪しいなと思いながら一応AHTやリセットなど試しましたが解決せず。
AHTを行うと縦に緑の線が出る始末でした
Appleの修理に出すと49800円(最近値上がりして7万円ほどになっているようです。)
ぐらい取られるそうなので何とか直したい。
そこで分解します。
画面の色が変になったり縦に線が出るような状態だと
グラフィックチップが原因の場合が多いです。
埃や風通りが悪いところでずっと使ってると熱がこもりグラフィックチップを基板につけている半田が基板から剥がれ通電しなくなってしまうのです。
ですのでこれを再接着します。
まずグラフィックチップが見えるまで分解していきます。
はじめに液晶の保護ガラスを取ります。
写真を撮っている人間がいますがそんなものはいません(見えません)
次に液晶パネルを取ります。
とれましたこれで基板が見えますがグラフィックチップまでは遠いです。
DVDドライブとHDDを外しました。
電源ボードを外して・・・・・と
やっとメインボードがお出ましです。
このメインボードの左上にあるのがグラフィックチップです。
右側はCPUですが今回は用はありません。
グラフィックチップを外します。
この四角いのがチップです裏側の半田がはがれているもしくは微妙にしかついていない
と思われるのでこれを熱で溶かして再接着します。
これをリフローといいます。
ほかの部品を温めすぎないようにカバーをします。
そしてこれを高温の熱で温めます。
ぶぉぉぉぉぉぉ
温めたら完全に冷えるまで触らずに放置して冷めたら組み立てます。
組み上がったので起動します!!
さぁ起動するか・・・・・・・
緑色も出ず無事に起動!!!
無事にOSも立ち上がってくれました。
完了です。
しかしこのリフローという方法はあくまでも延命処置でしかなく再発する可能性があるので
とりあえず直ればいいという方はこの方法でもいいのですが再発の可能性が低い方法がいいという方にはリボールという作業をおすすめしています。
リボールとはただ温めるのではなくいったんチップを基板から取り外して再発率の少ない半田を使い再接着するとい方法です。
この方法だと半田が熱に強くなるので再発率もぐっと下がります。
リフローは14000円(税別)
リボールは3万円前後(税別)工場の相場が変わるため都度見積です。
(分解する難易度により多少お値段が上がります。)
となりますので
どちらがお客様のご要望に合うのかご相談しながら決めさせていただきたいと思います。
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